トルコ政府、イスラエル大使に国外退去要請　ガザ衝突で

5/16(水) 10:33配信

　在イスラエル米大使館のエルサレム移転に抗議する多数のパレスチナ人がイスラエル軍の銃撃を受けて死亡した事態を受け、トルコ政府は１５日、駐トルコのイスラエル大使に一時国外退去を要請した。イスラエル政府もこれに対抗し、在エルサレムのトルコ総領事に同様の措置をとった。

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　トルコのアナトリア通信が伝えた。米大使館のエルサレム移転を批判してきたエルドアン大統領は１４日、パレスチナ人の抗議活動へのイスラエル側の弾圧を「ジェノサイド（集団殺害）」と非難。１５日には自身のツイッターで、イスラエルを「人種差別国家」と呼び、「（イスラエルの）ネタニヤフ首相の手はパレスチナ人の血にまみれている」と投稿した。

　この問題をめぐり、トルコ政府はすでに駐イスラエル大使と駐米大使を召還している。