イニエスタ Jリーグ史上最強の助っ人(ジーコより上)誕生になるか?
サッカーファン垂涎のビッグニュースが日本中を駆け巡った。
今季限りでバルセロナを退団するスペイン代表アンドレス・イニエスタが、ヴィッセル神戸に加入すると、スペインメディア「カデナ・セール」が報じたのだ。
4月に入り退団の噂が流れ始めてから、マンチェスターシティや中国スーパーリーグの重慶力への移籍が有力とされ、日本のサッカーファンとしては対岸の話として注目していたことだろう。それがここにきての日本上陸が濃厚に。
「史上最高のミッドフィルダー」「カンテラの最高傑作」と称されるサッカー界の至宝が、Jリーグの舞台で躍動する日が刻々と近づいている。
この大型移籍を後押ししているとされているのが、楽天の三木谷浩史社長だ。楽天とスポンサー契約を結ぶバルセロナとの関係性を活用し交渉を進め、3年契約で年俸2500万ユーロ(約32億5千万円)を提示するという大盤振る舞い。まさに、日本を代表する金満クラブの成せる業である。
いままでJリーグのクラブにはジーコやストイコビッチといった多くのスター選手が加入し、前評判どおり世界レベルのプレーを披露し活躍してきた歴史がある。
イニエスタ「Jリーグ史上最強助っ人」誕生決定か......神戸加入までのカウントダウンと「あの選手」の動向 | GJ
イニエスタはジーコやストイコビッチはるかに凌ぐ実績の持ち主である。
いままで獲得してきたタイトルを見て頂こう。
タイトル
クラブ
- リーガ・エスパニョーラ:9回 (2004-05, 2005-06, 2008-09, 2009-10, 2010-11, 2012-13, 2014-15, 2015-16, 2017-18)
- スーペルコパ・デ・エスパーニャ:8回 (2005, 2006, 2009, 2010, 2011, 2013, 2016)
- UEFAチャンピオンズリーグ:4回 (2005-06, 2008-09, 2010-11, 2014-15)
- コパ・デル・レイ:6回 (2008-09, 2011-12, 2014-15, 2015-16, 2016-17, 2017-18)
- UEFAスーパーカップ:3回 (2009, 2011, 2015)
- FIFAクラブワールドカップ:3回 (2009, 2011, 2015)
代表
- U-16スペイン代表
- UEFA U-16欧州選手権:1回 (2001)
- U-19スペイン代表
- UEFA U-19欧州選手権:1回 (2002)
- スペインA代表
- UEFA欧州選手権:2回 (2008, 2012)
- FIFAワールドカップ:1回 (2010)
上記の通りワールドカップ、ユーロ、リーガ、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップなど、考えられるすべてのタイトルを バルサとスペイン代表で獲得してきたのだ。
18歳でバルサのトップチームに昇格後、20歳の時には主力選手へと成長し、UEFACLとリーガの2冠を達成した。
以来、世界最高のプレーヤーの一人として現在に至る。
ジーコからの日本サッカーへの影響は計り知れないが、メッシがいなければこの時代の神になっていた(筆者はメッシこそサッカー史上最高のプレーヤーと考えている)と言われてる現役のベストプレーヤー(代表での実績はイニエスタが上)が、JリーグでプレーするとなるとJリーグ史上最強の助っ人であることに異論はないだろう。
イニエスタはプラティニ、ベッケンバウアー、クライフ、マラドーナなどと肩を並べるプレーヤーなのだ。
三木谷氏には、是非ともこのディールを成功させてもらいたい!